糖尿病性腎症とは早期発見をして防ごう

糖尿病性腎症の段階

第3期以降に移ると元にはもどせない!?

 

糖尿病性腎症は、腎臓の機能障害の程度によって、第1期〜第5期まで段階がありますが、第2期(早期腎症)までに疾患に気が付く必要があります。
なぜなら、第2期までは治療することで以前の状態に戻すことができますが、第3期以降になると悪化を防ぐことはできても、戻すことはできないからです。

糖尿病性腎症の自覚症状

第1期、第2期の自覚症状

 

この段階では、自覚症状がないことがほとんどです。ですから、第2期で食い止めるには、定期的に病院で尿検査をする必要があります。
尿検査により、タンパク質の一種であるアルブミンが出ているかどうかを調べます。
体の異変を感じた時点で、糖尿病性腎症はすでに第3期になっている可能性が高いでしょう。

 

第3期の自覚症状
  • むくみ
  • 息切れや胸苦しさ
  • 食欲不振や満腹感

 

第4期、第5期の自覚症状
  • むくみ
  • 嘔気あるいは嘔吐
  • 疲労感、倦怠感
  • 筋肉や骨の痛み
  • 手のしびれや痛み
  • 腹痛、発熱
  • 精神的不安定

透析療法 の 患者数

 

糖尿病に限らず、さまざまな疾患が原因で腎臓の機能が低下し、慢性腎不全になってしまった場合、人工腎臓を使った透析療法という治療を受けることになります。

 

糖尿病性腎症が原因で透析を受けた患者は、1990年には年間4,326人だったのに対し、2000年には11,685人と約2.7倍も増加しました。
以前は、腎臓自体の病気が原因で透析療法を受ける患者が多かったのですが、現在では、透析療法を受ける患者の約37%が糖尿病性腎症だということです。

 

透析導入数自体も、1992年から年々増加しています.