ネフローゼ症候群のことを知ろう

ネフローゼ症候群の検査ってどんなの!?

ネフローゼ症候群 検査

最初に病院では、尿検査と血液検査を行います。

 

その結果が、尿蛋白1日3.5g以上(定性4+) 血液中のアルブミンの濃度が3.0g/dl以下という数値の場合、ネフローゼ症候群と診断されます。

 

診断には、むくみの進行状態や高コレステロール血症も考慮されます。

ネフローゼ症候群 の 治療法 とは!?

ネフローゼ症候群 の 治療法として、食事療法では、水分と塩分の制限を行います。尿から出にくくなった塩分が残ると、塩水となり、むくみを引き起こすからです。

 

また、タンパク摂取量の制限も必要だと考えられています。治療を始めるときは入院をし、安静に過ごすのが原則です。

 

なお、その他にも治療法はネフローゼ症候群の状態によって変わってきます。

 

一次性ネフローゼ症候群

薬物療法としてはステロイド薬が多く使用されます。しかし、その反応は重症度や病型によってさまざまです。一時的に効果があっても、再発する可能性も十分にあります。
また、長期間ステロイド薬の投与が行われると、糖尿病、感染症、骨粗鬆症、消化性潰瘍、高血圧、精神症状などの副作用のリスクがあります。

 

難治性のネフローゼ症候群

ステロイド薬に加え、免疫抑制薬を併用することがあります。こちらも、性腺障害、骨髄抑制、催腫瘍性などの副作用があるので注意が必要です。

 

他にも、血小板血栓の生成を予防する抗血小板薬や、タンパク尿の減少作用がある降圧薬も使用されます。

 

二次性ネフローゼ症候群

全身の疾患の随伴症状として起きる二次性ネフローゼ症候群の場合は、基礎疾患に対しての治療が優先的に行われます。

 

ネフローゼ症候群に伴って出現する続発症

高脂血症に対しては、抗高脂血症薬が使用されます。
むくみに対しては、利尿薬が用いられます。悪化したむくみ、胸水・腹水などに対しては、アルブミン製剤を使用することもありますが、この効果は一時的で、尿タンパクの増加により腎障害につながる可能性もあります。
また、機械を用いて血液濾過を行い、体にたまった余分な水分を取り除く方法もあります。

 

小児の微小変化型ネフローゼ症候群

ステロイド薬の投与により、90%以上、成人でも約75%の患者の症状が軽減し、尿タンパクも消失します。
しかし、約60%の患者が再発してしまうのが現状です。

 

その他のネフローゼ症候群

ステロイド薬を用いても十分な効果が得られない、ステロイド抵抗性の患者が多く、巣状分節状糸球体硬化症、膜性腎症などに関しては、約70%がステロイド抵抗性の患者だと言われています。