急性糸球体腎炎 は 子供 に多い病気です

急性糸球体腎炎とはどんな症状がでるの!?

急性糸球体腎炎はどんな症状が出るの!?

 

急性糸球体腎炎 とは、腎臓に炎症や異常が起きる疾患のことで、特に子どもに多く発症します。
多くの場合、扁桃や発熱を伴うのどの炎症が治った1〜2週間後に、血尿や蛋白尿、むくみ、高血圧などが現れます。

 

血尿に関しては、見た目で分からず、自覚症状がないことが多いため、検尿などの検査で見つかることがしばしばあるようです。
急性糸球体腎炎の場合は、全身倦怠などの症状で受診して見つかることもあります。

 

発熱している最中や、治ってからすぐに症状が現れる場合、すでに慢性糸球体腎炎が悪化している可能性があります。
進行すると徐々に腎臓の働きが低下し、尿量が少なくなり、むくみが強くあらわれます。
その結果、肺にまでむくみがおよぶ肺水腫の状態となり、呼吸困難を引き起こし、一時的に透析を行う必要もでてきてしまいます。

急性糸球体腎炎の原因

急性糸球体腎炎 原因

細菌、ウイルスなどの感染が急性糸球体腎炎を引き起こす原因の一つだと言われています。

 

私たちの体は、細菌が入ってくると、これを抗原とし、対応するための抗体を作り出します。

 

通常はこのような働きによって、菌が排除され炎症がおさまるのですがある特定の状況下では、抗原と抗体が結合した免疫複合体という異常な物質がつくられ、それが腎臓に沈着して炎症が引き起こされると考えられています。

 

腎臓のろ過装置である糸球体にくっついてしまうと、そこに白血球などが集まり、毛細血管が詰まり血液の流れが悪くなるため、腎臓の働きが低下します。

急性糸球体腎炎の経過

 

一般に症状が急激に現れる時期を過ぎると、むくみが軽減され、血圧も正常に戻ってきます。
1〜3カ月後には血尿や蛋白尿も消えていきます。

 

ただし、4〜5カ月後に腎臓の組織検査を行っても、まだ糸球体に異変が見られることが多いため、その後6カ月程は安静にし、さらに6ヶ月程は無理の無い生活を送ることをおすすめします。

 

発症から1年程たったら、今一度検査を受けると確実でしょう。

急性糸球体腎炎の特徴

他の腎臓病と異なる点は、多くの場合、きちんと治療を行えば完治するということです。
そのため、治療法の異なる慢性糸球体腎炎との区別が非常に重要となってきます。

 

急性糸球体腎炎は、慢性糸球体腎炎と似た症状が現れることも多く、専門医でも、症状だけではどちらか断定するのは非常に困難だと言えます。
正しい診断には、腎臓を細い針で刺して組織を取り出し検査する腎生検を受ける必要があります。

 

急性糸球体腎炎が1年経過しても症状が軽減されない場合は、治療法を変え、慢性糸球体腎炎として治療を続けることになります。